最近、子どもの窓からの転落事故のニュースが続いていますね。
この時期、換気のため窓を開ける家が多く転落事故が増える傾向にあるそうです。
同世代の子どもを持つお母さんお父さんはヒヤッとするニュースですよね。
「なんでこんなことが起きるの?」
「親は何してたの?」
と思う方もいると思います。
しかし、子どもたちは、
「まさかここには登れないだろう」
「この鍵は開けられないだろう」
と思っていたことをある日突然、できるようになっていることが日常茶飯事です。
そして、ちょっと
「トイレへいっている間」
「夕飯作りのために背中をむけている間」
など短時間でも動きが早くあっという間にいろんなことができてしまいます。
「危険」はがいつどこに潜んでいるかわかりませんし、いつどこで現実として起こるかわかりません。
だからこそ、子どもを転落事故から守るために、以下のことを守りましょう。
〈環境〉
- ベランダ…極力、物を置かない。室外機や物干し竿、プランター、椅子…
- 室内…開閉できる窓の近くに足場になるようなものを置かない
- 網戸、手すりなど不備はないか定期点検する
- 可能な場所には子供の手の届かない位置に補助鍵を設置する
〈心がまえ〉
- 子どもを一人にしない(留守番だけではなく、小さな子どもを一人で部屋で遊ばせることも注意)
- 出窓に座らせたり、網戸によしかからないようにする
ファミリーサポートでは、大切なお子さんをお預かりしている自覚と責任が大切です。
「一瞬たりとも目を離さない」ことには限界がありますが、ご自宅でお子さんをお預かりする際は、事前に転落事故が起こり得る環境ではないか確認をお願い致します。